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公開・・・１９８９年
原作・・・角野栄子
脚本・監督・・・宮崎駿
プロデューサー・・・鈴木敏夫
音楽・・・久石譲
配給・・・東宝
制作・・・スタジオジブリ

管理人の独り言

この映画を観た時に思ったのはなんと綺麗な背景なんだ。実際にどこがモデルなのか調べたもんです。スウェーデンのストックホルムだとわかり納得。北欧には今も綺麗な街並みが多いですからね。キキとウルスラの声が同じ人っていうのはずいぶん後まで知りませんでした。あまり似てない？ですよね。同じにならないように使い分けているんでしょうが。さすがプロ。

女優の蒼井優さんも一番お気に入りの作品みたいですよ。映画を観た後に自分も黒いワンピースを着て、デッキブラシで飛ぶマネをした、と仰っていました。

制作裏話

監督の意地で描いたキキ

「お前の描く女の子はお姫様ばかりだ」と言われ続けてきた、宮崎監督が意地で描いたのがキキだそうです。当時、宮崎監督は「高校を出て東京に出てきた若者などに作品の中のキキを自分と重ね合わせて観てもらえたら」と語っていた。

宅急便といえば

もともと「宅急便」がヤマト運輸の登録商標であったため、映画化に伴い、すぐにヤマト運輸にスポンサー依頼をしている。当初は否定的だったヤマト運輸だったが、作品内にクロネコが登場するなどすることからスポンサーとなった。

新人が一人2役

当時まだ新人声優だった高山みなみがキキとウルスラの声を担当している。当初はウルスラのみを担当する予定であったが、キキの適任者がいなかったため、高山みなみがキキに抜擢された。しかし、今度は逆にウルスラの声優がいなくなり、結局両方を担当することになった。

キャッチコピー

「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」(糸井重里)

主題歌

オープニングテーマ：「ルージュの伝言」
作詞 / 作曲 / 歌 - 荒井由実

エンディングテーマ：「やさしさに包まれたなら」
作詞 / 作曲 / 歌 - 荒井由実

主な登場人物(声優)

キキ・・・高山みなみ
ジジ・・・佐久間レイ
おソノ・・・戸田恵子
トンボ・・・山口勝平
ウルスラ・・・高山みなみ
オキノ(キキの父親)・・・三浦浩一
コキリ(キキの母親)・・・信沢三恵子
など

記録など

興行収入・・・約43億円
配給収入・・・約21.7億円
全国動員・・・264万619人

モデルになったとされる街

スウェーデン・ストックホルム
ゴットランド島のヴィスビュー

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