風の谷のナウシカ

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風の谷のナウシカ

公開・・・１９８４年
原作・脚本・監督・・・宮崎駿
美術監督・・・中村光毅
プロデューサー・・・高畑勲
音楽・・・久石譲
製作総指揮・・・徳間康快、近藤道生
配給・・・東映
制作・・・原徹、トップクラフト

管理人の独り言

風の谷のナウシカを初めて見たのはまだ小学生くらいだった頃。巨大な蟲が気持ち悪かったのをよく覚えている。映画の原作があるのを知ったのはそれからずいぶん後。急いで7巻全部揃えて、一気に読んだのを覚えています。あまりの物語の壮大さにびっくり。映画部分はほんの序章に過ぎないんだなぁと実感すると共に、続編も映画化したらきっとお客さんが入るんだろうなぁと感じたものです。

制作裏話

映画は原作のうちのほんの一部

正確にはスタジオジブリの作品ではない。「戦国魔城」という映画企画を提出した際に、原作のない作品は映画化なんてできないと却下されたことから、宮崎監督がアニメージュに漫画版風の谷のナウシカを連載(1982年に連載開始、途中何度も中断をはさみつつ1991年に完結）。連載開始後、映画化が実現した。7巻まである原作コミックのうち、1巻目、2巻目の内容が映画として描かれている。

映画化の条件は高畑P

映画化の条件として、宮崎監督は高畑勲氏をプロデューサーにすることを条件としたが、当初、高畑氏がこれを拒否。鈴木敏夫氏が何とか高畑氏を説得して映画化が実現した。

腐海と水俣湾

作品中に出てくる腐海が汚れた地球を浄化しているという設定は、水銀に侵された水俣湾を湾内の細菌が浄化して綺麗な海に戻したというニュースにインパクトを受けて作成されたと言われる。

あの回想シーンの歌の主は？

風の谷のナウシカの回想シーンで流れるあの『ランランララ～～～♪』の歌、印象的ですよね。あの歌を歌っていたのはナウシカの音楽を担当していた久石譲さんの娘さんの麻衣さん(当時4歳)なんです。そんな麻衣さんも今では立派な歌手として活動されています。

キャッチコピー

「少女の愛が奇跡を呼んだ」(徳山雅也)

主題歌

「風の谷のナウシカ」
作詞 - 松本隆 / 作曲 - 細野晴臣 / 歌 - 安田成美

主な出演者(声優)

ナウシカ・・・島本須美(トキ/もののけ姫、草壁靖子/となりのトトロ)
アスベル・・・松田洋治(アシタカ/もののけ姫)
クシャナ・・・榊原良子
ユパ・・・納谷悟朗
ジル・・・辻村真人
ミト・・・永井一郎(モウロ将軍/天空の城ラピュタ)
大ババ・・・京田尚子
ラステル・・・富永みーな
クロトワ・・・家弓家正
など